2020年12月号
今年も残すところあと1ヶ月となりました。
凄い一年になりましたね。
いろいろな大きな変化の始まりの年となりました。
時代の変化にはついていくしかない!めげずに進んでいきましょう。
今朝も美味しいコーンビーフと美味しい玉子を熱々ご飯にのせ、元気をいただいています。
もう12月になるのに、まださほど寒くない…毎年この時期は何度くらいだったのかなと気になり、気象庁のホームページで調べてみました。
僕が産まれたころ11月の東京の平均気温は11.2℃、それが2000年に13.3℃に、そしてこの11月は14℃!
故郷函館の気温も見てみると、やはり僕が産まれたころは3.7℃、それが2000年に4.5℃になり、この11月に7℃に!
一度上がるだけでも、異常気象や農作物への影響、生き物への影響など問題が叫ばれているのに、こんなにあがっていたとは驚きでした。
平均気温でみると、日本全体でここ100年で1.2℃上昇しているそうですが、大都市では2~3℃あがっているそうです。
温暖化がもたらす影響は聞いて知ってはいても、自分たちの日々の生活で危険を感じるほど大変な問題に遭遇しないと「どうにかしなければ(;゚Д゚)」と真剣に動き始めないのが我々ですが、気づいた頃には手遅れで元に戻らないのが自然の怖いところです。
今の子供たちに暗い未来を背負わせないためにエアコンの温度設定や使っていない電源は抜いておくとか出来るところからやっていきます。
これから寒い日が来たら、こうでなければならないんだ?と、ほっとしながら風に向かいバイクを走らせたいと思います。
冬は寒いのが当たり前。今年はいつも以上に気を付けねばならない事がたくさんありますが、しっかり栄養をとりしっかり運動してしっかり休む!
これにつきます。
元気に冬を乗り切っていきましょう。
2020年11月号
連日、熊に襲われる事件が日本各地で相次いでいます。ここ五年間で最多だそうです。
しかし、少ない年でも全国で50件程度の人身被害は毎年でているようです。
僕の故郷函館の熊情報を探したら、「ひぐまっぷ」というヒグマの目撃情報をマップ上に表したものがありました。名前は可愛いのですが、山程目撃情報がのせられていました。
本州はツキノワグマですが北海道はヒグマですから、危険度はさらにアップです。
熊は10~11月に食いだめをして12~3月に冬眠、出産をします。後1ヶ月はまだまだ熊と遭遇する可能性があります。
熊は時速40~60キロで走り、噛む力も強く人間の骨など簡単に破壊します。
万一どこかの山で熊に遭遇したときのために、「バックカントリー穂高登山」のYouTubeを見て、熊さんの勉強をしておくことにしました。
熊も性格や経験値が違うので、個体によってバラつきはあるものの、「これをやったら襲われる(^_-)-☆」というものをわかりやすく説明してくれていました。
まず熊との距離50メートル以上の時。この時は静かに後ずさりして、絶対に大声など出してはいけません。「熊さんのお家に入っちゃってごめんね」という感じで刺激せず後退りです。
熊との距離20メートル以内でも、静かに後ずさりです。熊さんも
何かしていたら、こちらを無視してくる場合も多いそうですが、もしこちらを見て立ち上がり、鼻をヒクヒクさせているときは、こちらに気づいていて「逃げる or ぶっ〇す」を考えています。こちらが恐怖に絶えきれず大声を出したり石を投げたりしたらだめです。熊は平和に「専守防衛」ではありません。「防衛攻撃」をしてきます。熊のストレスになってはダメなのです。
熊は、キツネや狸と並んで平和にドングリを食べている光景も見られるそうですが、それは熊さんから見てキツネや狸がストレスを感じる動きをしていないといえます。二歳時が行方不明になり、見つかった時に熊と一緒にいたという話も出ました。たぶんその二歳の子供の行動や声が熊にとってはまったくストレスを感じないものだったのだろうということでした。なので、「熊さんごめんね」という感じで、足元を確認しながらゆっくりゆっくり後ずさりして、音やシルエットが熊のストレスにならないようにしながら最悪の場合に備えて、熊避けスプレーをそっと準備です。木があれば、自分と熊の間に木を挟むように位置取りをして後ずさりします。
もし、鼻をヒクヒクしていた熊さんが猛ダッシュでこちらに走ってくるという最悪の事態におちいったら、覚悟を決めて5メートル以内の距離でスプレーを噴射です。5メートル待たずに発射しても効きません。震えながら目の前にくるまで我慢です。
それでも逃げ切れないと覚悟した場合、岩などに乗り手を広げ大声を出して熊を威嚇です!
しかし、ツキノワグマ研究所理事長さんが、「だいたい皆襲われた後に声を出す。それまでは固まってしまって声が出せない」と言ってました。ただ、出せるなら大きい声を出しリュックや手を振り回し「自分のほうが大きい」と思わせること。あくまでも最終の抵抗です。
おばあさんが竹の熊手を振り回して助かった事があるようで、これは「俺より大きく強い熊」に見えたのかもしれません!
熊さんは左右に動くものは良く見えているので刃物を振り回すとサッと避けますが、槍を突き出したりする攻撃は避ける事ができなかったりするようです。ハイキングには熊避けスプレーと竹槍が必須ですね。
ちなみに、熊に遭遇した時、熊が6,7メートル先にすっくと立ち上がったら、こちらを横なぎに叩くつもりなのです。この横なぎの一発が頭に当たれば頭が半分なくなる可能性すらあります。ツキノワグマ研究所の理事長さんは、もうだめだとなったら頭や顔をかばいながら、地面にひれ伏して死んだふりです。これは死んだふりで助かるというわけではありません。頭と首をザックリいかれたら致命傷ですが、背中や足ならザックリいかれても死なない可能性が残るということらしいのですが、想像して見てください
・・・怖すぎます(;゚Д゚)
熊がうつ伏せの自分を見下ろして何をするかわからない。足に噛みつくかもしれない、背中に爪を突き刺すかもしれない、そんな恐怖に耐えながら首と頭をかばってただひたすらじっとしている恐怖に耐えきれるか
・・・むしろ気絶してしまいたい・・・
熊の場所に入っていったのは人間です。僕だって、知らない誰かが自宅の敷地に急に入ってきて、いきなりこちらに罵声を浴びせたり石を投げてきたら、それはもう戦闘態勢です(; ・`д・´)
山で人と遭遇したときの熊もそんな気持ちなのでしょう。
気候はどんどん変わります。人間にはどうにもならない自然現象が増えています。科学はどんどん進みます。今年は生活様式も様変わりしました。これ以上自然を破壊しないよう出来る事からやっていきたいと思います。
そして熊にあっても恐怖に打ち勝ち、決してダッシュで逃げようとしてやられないように、日々の稽古で強い心を育てていきたいと思います。
2020年10月号
突然ですがゆで玉子、美味しいですよね。
ゆで玉子大好きです。
月を見て、「ゆで玉子食べたいなあ」と思うことがあります。
ゆで玉子は断然半熟!
でも黄身がドロリと出るほどではなく、黄身がギリギリ流れ出すか流れ出さないかというくらいのものが好きです。
ベストなゆで時間は七分。お湯が沸騰してから玉子を投入。いつも「ゆで玉子作ろう」と思いたってから玉子を冷蔵庫から出すので、冷たいまま投入することになりますが、特に問題はありません。六個くらい投入と同時にタイマーを七分かけ、タイマーがなったら一気に水で冷やします。
水の中でガシガシ玉子にヒビをいれ、玉子の内側の薄皮と玉子の間に水を入れ、水の中でツルリと向けた時の幸せ。
そのあと、めんつゆに浸けておくと、次の日には味玉が完成です!
昔は1日一個と教わりました。食べ過ぎはコレステロールの取りすぎだと。しかし時代は変わり、玉子に罪が無いことがわかりました。
当時我慢する必要などなかったのです。でも僕は五人兄弟7人家族だったので、もし一人が1日三個食べたとしたら、1日21個(;゚Д゚)
振り返って見れば、朝ごはんに玉子は食べたし、学生の時のお弁当にも入っていたので、最適でも1日一人二個は食べていたはず。
7人で1日14個。1ヶ月で420個、一年で5040個!鶏さんが一年に産む卵の数は300個だそうで、ということは、17羽の鶏さんが毎日全力で産んでくれていたものを岩田家で全て消費していたのか(;゚Д゚)
当たり前に食べているものも、口に入るまでにたくさんの人が関わってくれているのです。
鶏が毎日毎日産んだ卵、その鶏を育てて玉子を出荷している農家さん、玉子を運ぶドライバーさん、店頭に並べて販売するお店の方。全てはたくさんの鶏達と人々のおかげなのです。
一つ一つ感謝して食べて行きたいと思います。
ちなみに池袋駅で産地別の玉子を期間限定で販売していました。ものすごく買いたかったが時間がなくて、泣きながら通り過ぎました。食べたかったなあ…
「卵」と「玉子」ですが、一般的に生物のタマゴ全般を「卵」、調理したものや食材を「玉子」と言うそうです。しかし「ゆで卵」も「ゆで玉子」も間違いではないようです。
ただ、「空手家のタマゴ」という使い方の場合は「空手家の卵」となります。
美味しい玉子を食べて今月も元気に頑張っていきたいと思います(^_-)-☆
2020年9月号
最近「世界一幸せな動物」クオッカワラビーの画像に癒された人も多いと思います。
埼玉こども動物園でクオッカの赤ちゃんが産まれたこともニュースになっていました。クオッカはいっさい笑っているつもりはないでしょうが、<野生動物の戦い動画>が好きな僕も、クオッカのスマイルにつられて笑顔になります。
クオッカの癒しを挟みながら、最近はまっているのはヤマアラシです。
とくに「アフリカタテガミヤマアラシ」の動画にはまっています。
ハリネズミもヤマアラシも似た感じだと思っていましたが、ハリネズミの針は刺さっても「イテテ」で済みそうですが、ヤマアラシの針は長靴やアルミ缶にも刺さるそうなので病院行きです。
し・か・も
針の先がかぎ状になっていて刺さったら抜けないという恐ろしさ。
さらに怖いからといって防御に徹するのではなく、時には針を逆立て敵めがけして後ろ向きに突進してきます。
「ヤマアラシvsライオン」「ヤマアラシvsヒョウ」などの動画を見ると、ヤマアラシを食べようとした肉食動物が顔中ザックザクにトゲだらけにされています。
ライオンなどがヤマアラシに撃退される場合もあるし、補食に成功することもありますが、成功した時もダメージが大きすぎる。顔の至るところ深々と針が突き刺さり、そのダメージで補食には成功したが命を落とすということもあるのだそう。
以前、アメリカで事件犯人捜索中にヤマアラシに襲われた警察犬がいたな~と調べてみたら、いましたいました(;゚Д゚)
去年の4月アメリカで警察犬オーディンは犯人捜索中にヤマアラシに遭遇、威嚇、攻撃され顔や脚に刺さった針の数200本!
数本は口の中まで突き抜けていて、動物病院で麻酔をかけられ、二時間かけて獣医が抜いたというニュース。ヤマアラシの生息地ではペットがこのような被害にあうことは少なくないと書かれていました。
動物病院に行ける立場の動物は助けてもらえますが、野生だったら200本刺さりっぱなしで生きていかねばならないわけで、そんなリスクがありながらも補食を試みなければならない自然界の厳しさを感じます。
そうかと思えば、ヒョウの糞を調べたところ中からバキバキに折れたヤマアラシの針が出てきたという記述もあったので、人間界にもちょっとぶつけただけで骨折する人もいれば、事故でもヒビ1つ入らない人もいるように、ヤマアラシも遺伝や栄養や運動で針の丈夫さにも個体差があるに違いない。
もう1つ、針まで大雑把に噛み砕いて飲んで、それが腸を通って糞として出したという、その個体ヒョウの内臓の丈夫さもアッパレです。脂したたるA5ランク肉など食べたら、すぐにお腹を壊すガラス胃腸の僕からは信じられない。
胃腸が異常に弱い肉食動物っているんでしょうか…いたら生きてはいけないですね。とにかく人間で良かった。
生きていくのは常に命懸けという自然界のたくましさを感じると、自分の甘さを突き付けられる気がして、「こんなことくらいでへこたれてられるかっ」とパワーをもらいます。
命懸けで真っ直ぐに生きる動物にパワーをもらい、オチャメなクオッカに心癒されて、今月も稽古に邁進しましょう!
2020年8月号
連日コロナの感染者が増えているとニュースで流れていますが、まあ、出来る対策を全て真面目にやっていくだけです。
手洗いうがいアルコール消毒、マスク、換気、手を綺麗にするまで絶対顔には触らないこと。よく食べ、よく運動し、よく眠り、免疫を高めること。
厚労省のページをみると、今の時代では全く騒がれないインフルエンザは1918年に始まり、日本ではその年の死者数は7万人でした。
それから100年たちましたが、去年も一昨年もインフルエンザの死者数は3000人を越えているんですね。コロナの死者数現在1018人。結核のようにコロナもワクチンでほぼ押さえ込めるといいな~と思ったのもつかの間、毎年2000人前後が結核で亡くなるのを知って驚きました。
人間とウイルスとは常に共存するものなんですね。出来る対策をしながら生活をして、ウイルスのせいで人間同士責め合ったりせずギスギスせずに生活していきたいものです。
生活様式も大きく変わり、10年後には我々が知らない仕事ばかりになるでしょうし、働き方も大きく変わるでしょう。
仕事に関しては、現在の常識は全く通用しなくなるんだろうなと思うと、今の大人が未来の大人に出来るのは、優しい心とか、自分の可能性を信じる心とか、諦めてない心とか、まわりの空気感をしっかり読める能力とか、大人になった時に自分で未来を切り開ける土台を育てることに尽きるかと思います。
微力ながらその手助けができるように頑張っていきたいと思います。
さて、夏のこの時期、柔らかなお肌の僕が一番気を付けなければならないのは、マスク肌荒れ。
なぜか同じ場所に、大人ニキビが出来てしまったりします。病院嫌いの僕ですが興味がある事は躊躇なく聞きます。
馴染みの薬局で聞いたところ、「まだそんなにひどくないから、こまめに汗を拭き、口回りにワセリンなど塗ったりすると良いかも」とのこと。
というわけで、たまに口回りテッカテカで頑張っております。まさか今年は肌荒れとの戦いになろうとは。こまめな努力で肌荒れに勝利を納めます!
2020年7月号
7月が始まりました。
今月よりレジ袋が有料化になり、新幹線がモデルチェンジをし、そしてついに、夢の国ディズニーランドが開園となりました。
そんな日常に新たな風が吹く中、見てしまいました、「PRIDE GP2000 桜庭和志vsホイス・グレイシー」
もう20年も前になるんですね。
グレイシー側の条件を全てのんでの15分無制限勝負。もし見たことない方は是非見て欲しい!
1R15分…油断して一発喰らったら選手生命が終わるかもしれない強者と15分対峙する緊張感。それだけでも体は疲弊します。そんな中、試合は6Rまでいくわけですが、何回か見ていても1時間30分目が離せません。
真剣勝負ですが、スポンサーがつき、カメラが入り、高いチケット代を払って東京ドームに大勢のお客さんが入る興行なのです。
入場等の所要時間を含めたら2時間もの間、会場を盛り上げ続け、飽きさせることなくエンタメ要素を意識しながら熱い試合を繰り広げた桜庭選手は素晴らしいの一言です。
1Rで痛めた足で最後まで立ち続けたホイスグレイシーも素晴らしい!
両者とも素晴らしい!
最後のエリオ・グレイシーの笑顔に毎回泣かされます。
見たことない方のために細かい内容にはふれませんが、知っている方は今もう一度見たくなっているはずです。不思議なことに、同じ試合ですが、観る年齢が上がるほどに感動ポイントが増えます。
若い当時はただただ凄い試合だという興奮でしたが、年齢を重ね自分のまわりの人への感謝が強く心に沁みるようになると、桜庭選手やホイスグレイシーのまわりで懸命に支える人々の気持ちも感じ
られてさらに感動させられるようになり、さらに最近は、東京ドームでの巨額のお金が動く中で、「プロレスラーってほんとは弱いんじゃないの?」という当時の空気を悔しく思っていたであろうプ
ロレス界の思いを背負った桜庭選手と、一族の築いてきた無敗のグレイシー道場を代表したホイスグレイシーの背負うものの大きさを、観ている間に活字で明確に起す事はないけれど身体は感じている
ようで、試合観賞終了後の拍手と「良かった、良かった!」という頷きが止まりません。いつかエリオグレイシーか高田延彦の気持ちを中心に感じながら観る日がくるかもしれません。観ていない方は、今はネットで見られますから是非!
1時間30分といえば、将棋の藤井聡太七段。
王位戦1日目、相手に攻められ「一時間半の長考」の末、さらに攻めの手に出たそうで一日目は引き分けとなり、試合は2日目に入ります。
ちなみに最後の手は対戦相手の木村王位が59分考えた末一日目は終了となりました。持ち時間一人8時間ですからね、そんなものなのか。
朝9時から夕方6時まで考え続けるって……僕は将棋はわかりませんが朝から晩まで数学を解くような感じなのかな…いやその前に、たとえAmazon primeを見ていて良いとしても9時から18時まで座っていることがキツい(-_-;)
さらにその間、ずっと頭をフル回転させ難問を考え続けるなどというのは拷問に近い。
しかし9時から18時まで空手の稽古なら自信があります。喜んでケトルベルを振り回し、ロープをくねらせ、コロナ渦で封印されつつある全力の猿叫にも似た「せいっ!」を叫び続けることは出来る気がする……
そんな様子を17歳 藤井聡太七段は微笑みながら「凄いですね」と静かに讃えてくれるに違いない。
人間向き不向きはあります。自分に向いているものが好きであれば、非常に幸せです。大変な時期であり、苦労もそれなりにありますが、その点には感謝して日々頑張っております。
ちなみに王位戦2日目、9時から始まり夕方5時37分に藤井聡太七段の勝利となりました。
暑くなってきました。マスクやアルコール消毒、換気など新たな日常に加え、熱中症対策も加わりますが、きちんと対策をして身体も心も鍛えていきましょう!
2020年6月号
ようやく少しずつ自粛が解除されてきました。
嬉しい、先生は嬉しいぞっ!
皆の元気な姿が見られる事が非常に嬉しい(^^)/
もちろん大人チームとの再会にもワクワクしております。やはりガランとした静かな道場は寂しいものです。再びの流行にしっかり注意しながら、新しい常識の中で生活していかねば仕方ない。コロナにはならないが、生活や体や心が壊れてしまったのでは困ります。生活様式は変化しますが、あーだこーだ言っても何も始まりません。道場で体と心を磨いていきましょう。?
道場においてのコロナ対策、また会員の方へのお願いは、Webに掲載すると共に各道場にも入り口にお知らせを用意してありますので、ご確認ください。よろしくお願いします。
自粛期間中、まあ不安がないといえば嘘になりますが、自分なりに今出来ること、今までやろうと思って出来なかったことや自主トレなど、なかなか忙しく過ごしました。リモートでの稽古も皆の元気な姿が見られて楽しみな時間でした。
コロナを機に益々AIが活躍する社会が加速します。AIにとって変わられる仕事が山ほどあるでしょう。100年の変化が10年で起こると言われているのを実感します。
スポーツだって、例えば空手だって、技だけなら我々指導者なしにVRなどを使って学べるようになるでしょう。しかし、それでは絶対に「心」までは教えられません。これから必要なのは、昔の価値観にとらわれず今を分析して先を読みそれを行動する力です。AIがピンチを乗り切る方法を導き出せたとしても、それが本当に正しいかどうか判断し、さらに実行するためにはチャレンジする心、折れない心、諦めない心、忍耐力、信じて進めるパワーなど強い心が不可欠です。また人と関わって暮らしていくのですから、他人の心も知らなければなりません。商品だって人が何を欲しているのかを知らなければ売れません。サービス業も人がどうして欲しいのかを読まねばできません。そのために幼いうちから仲間と何かを頑張っていく経験は絶対に欠かせないと思います。
変化の早い社会で生きていくために必要な強い心を育てるのが大人の役目であり、その一端を担えたらと思っています。
さて、話はいきなりゆるくなりますが、これはどうしても伝えたいので書かせてもらいます。
先日、「ガチャピンの白日聞いてみて。面白いから」といわれ、聞いてみました。その前に本家KingGunの「白日」ですが、僕はこの声なので、まず出だしからどうにもなりません。まあ、あんな美しい高音は、この業界ではなかなか耳にすることがありません。透明で吐息混じりの囁くような高音の「せいっ!せいっ!」は聞いたことがないし、「今日は美しいファルセットの「せいっ!」を発声するぞ!」などと考えたこともありません。最初から最後まで、原曲のキーでは1つも音が取れません。「1音を落とす者は去れ」という劇団四季が聞いたら「全音落とす者が存在する」ということに衝撃を受けることでしょう。(四季での1音とは言葉、台詞ということだそうですが)
さてガチャピンの「白日」ですが、いや素晴らしかったのです。ガチャピンの歌う「白日」に笑いを通り越し感動しました。何が凄いかって、あの難しい歌を、ガチャピンの声のまま、裏声を使わずに歌いきるガチャピンの歌唱力。
歌の最初から最後までしっかりガチャピンなのですΣ(゚Д゚)
凄いっ本当に凄いΣ(゚Д゚)
歌詞も一言一言しっかり発声しますから、驚くほど聞き取りやすい!五歳のガチャピンに笑いと感動をもらいました。
負けてはいられない。まだまだ油断は出来ない中ですが、前を見て進んでいきましょう!
2020年5月号
自粛生活もまだまだ長引きそうですが、相手はウイルス。自粛疲れしている場合ではない。
ワクチンができるまでは共存していかないとなりません。数年後には歴史の教科書に載る出来事でしょう。「当時の人ってあたふたしちゃってるなあ」と笑われないようにしたいものです。
初めて遭遇したこのような事態の中、自分自身も
「知育 体育 心育」
に注目して自らも成長させていきたいと思っています。
*水木しげる氏WEB転載
アメリカの哲学者エマーソンは「恐怖は常に無知から生じる」という言葉を残しています。わからないものって怖いです。僕も例えばお化けは怖い!
いるのかいないのか、何をされるのか、何を求めているのか、全くわからない存在だからです。実態ある人間なら闘えますが、幽霊のように自分に心あたりのないずぶ濡れの黒髪の女性がいるはずもない場所に立って、じっとりと怨みがましくこちらを見つめてきたとしたらこれは怖いです
地震も怖い。いつくるのか、どのくらいの大きさなのか、きたらどうなるのかということが、はっきりわからない。最近の災害は我々の想像をはるかに越えてくるから余計に怖いです。だから最悪を想定して準備をするようにしています。
今回のコロナもそうです。世界中のウイルスを研究している恐ろしく頭の良い先生達でもまだ分からないことだらけです。わからないから必要以上に怖がって悲しいことに差別が生まれたりします。しかし、どんどん解明はされてきていて、我々は分かってきた情報を取り入れて自分で考えて行動することが出来ます。もう今までの普通は普通ではなくなったと思って、腐らずに今どうしたら自分が前に進めるのか考えて行動するしかない。それだけでもかなり知育です。「知らぬが仏」という言葉がありますが、確かに人生知らない方が良いこともあります。知らなければ穏やかな気持ちで過ごせるということもあります。しかし、知らない方が良くない結果を招くこともたくさんあり、今は「無知は罪なり」です。何も考えずに行動すれば他人に迷惑をかけます。まわりまわって誰かの命に関わる可能性もあります。
「敵を知り己れを知れば百戦殆うからず」—孫子の兵法です。
「敵を十分に知り、また自分のことも十分知っていれば、百回戦っても敗れることはない」ということですが、未知のウイルスはまだ全てわからず、何しろ目に見えない。今、無防備に戦いに飛び出したら完敗です。研究者からの敵の情報を正しく知り、自分に出来るマスクと手洗いという盾と、アルコール除菌スプレーという剣を手に、今は敵から逃げ切るの戦法です。見てろよっ!今に世界の博士達がワクチンを開発するからなっ!
僕も不安がないわけではないが、今こそ自分を試されている時だと考え、知をみがいて来るべき時のために準備をしていきたいと思います。
今、自粛中の子供達は元気が有り余っていることでしょう。
運動とストレスは密接な関係があります。運動するとネガティブな気分を発散させたり、心と体をリラックスさせたり、睡眠リズムを整えてくれます。
定期的な運動は肉体と脳を絶望的になりにくいように変化させるという研究結果があります。
我々の業界を見て欲しい!
幼少の頃から、現代ならアウトであろう厳しすぎる稽古を続け、大人になってもガシガシ運動した結果、大丈夫でないことも「まあ大丈夫だっ、ワッシャッシャ!」と笑い飛ばす人間がいかに多いことか!
持続的な運動習慣は、人間の心をストレスに強くし、特に子供達にとっては成長の刺激に欠かせない要素であり、精神的.社会的な成長につながるといいます。
運動をすると、幸せホルモンと言われる「セロトニン」が分泌されます。「セロトニン」が増えると心穏やかで、集中力も高まります。逆に「セロトニン」が不足すると、イライラして怒りっぽくなります。向上心低下、意欲の低下、協調性の欠如につながります。暴力的になったり、不眠やうつ病を引き起こしたりします。
セロトニンを増やすには日光を浴びることも大切です。「トリプトファン」という栄養素を摂ることも大切ですし、睡眠を取ることも大切です。朝起きてカーテンをあけ、納豆や卵、バナナ、肉、魚など、トリプトファンを含むものをバランスよく食べて、しっかり運動をするという規則正しい生活がセロトニンを分泌し心を健康にします。ゲームで昼夜逆転した人が引こもりになるのは、メカニズムを知れば自然な流れです。
そこで空手キッズ達の元気な姿を見たいのと、有り余る元気を発散して、心と体の健康を維持するために、オンライン稽古をしていこうと思います。漲るパワーを空手で爆発させて、目一杯体を動かそう元気いっぱいな姿をみせて欲しい皆の元気な姿に僕もパワーをもらえます
規則正しい生活が出来るか出来ないか、自分の人間力が試されてます。
感謝するという行為は人間にポジティブな感情を起こさせるそうです。今、不安もたくさんある中ではありますが、感謝すべきこともたくさん溢れています。
医療の現場で自分の生活を犠牲にして、人も物も足りず危険な中頑張っている医療関係者の方々がたくさんいます。本当にありがとうございます。区役所や保健所の方々も少ない人数で日々対応に追われています。保育所や介護施設で、家族に代わって子供やお年寄りをみてくれている人もいます。毎日ゴミを収集してくれる方もいます。ワクチンや薬の開発にあたっている人もいます。たくさんの人が自分の生活を支えてくれています。
空手キッズ達も、毎日を振り返ってみてください。
君達はご飯を食べたり、宿題をしたり、ゲームをしたり、お風呂に入ったりと、毎日自分のことに時間を使っていると思いますが、お父さんお母さんは、君たちのために仕事をし、朝昼夜とご飯を作り後片付けをし、君たちの物を洗濯し干して片付け、掃除をし、お風呂の支度をし……1日の時間の大半を君たちのために使っているのではないでしょうか?
ちゃんと毎日「ありがとう」を言っていますか?今日、自分のためにしてくれたことに対して、一度も「ありがとう」を言っていない子は、明日はしっかりと声にだして「ありがとう」を伝えましょう!「ありがとう」が言えるというのは、とても幸せな事です。
長引く自粛期間、僕も不安がないかといえばそれは嘘になりますが、進むのは前しかない。頭も体も心もガシガシ磨いて、この人生の強い向かい風に飛ばされないように耐えに耐えて、風がやんだら軽やかにダッシュをきめられるように、出来るようコツコツ行うべき事を実行するのみ
「知育体育心育」
を自分自身も頑張っていきます。
2020年4月号
コロナウイルスが世界中に影を落としています。最近では志村けんさんが亡くなりました。
土曜日八時はドリフを見ていた世代ですから、非常にショックでしたし、寂しさを感じると共に、とても恐怖を覚えました。医者も治療も一流であってもあっという間に亡くなってしまう。
自分は大丈夫でも知らず知らずに人にうつしたら、その人が死んでしまう可能性があるということを肝に命じなければなりません。
以前「感染列島」という映画を見たことがあります。映画の中では、今の世界の医療現場と同じく人工呼吸?が足りず、助かる可能性の高い患者を救うため、人工呼吸?を外したら死ぬとわかっている患者から人工呼吸?を外していくのですが、まさに今実際にその命の線引きが起こっているとニュースで知りました。日本もそうならないとは限りません。世界中の医療現場で今も感染の恐怖の中で患者さんのために休みなく闘っている医療関係者の方々には本当に頭が下がります。さらに薬の開発やワクチン開発に不眠不休であたっている人達にも感謝します。必死で闘う病院関係者に対しての風評被害については涙がでます。
我々一般人の頭脳では何万人集めても叶わぬミッションです。どうぞご自身の健康に充分留意して、患者さんを、日本を、世界を、助けてくださいとすがる思いです。
対策の遅れにもどかしさを感じますが、まずは、とにかく自分に出来る対策は全て講じていきたいと思います。素直さは勉強にも運動にも大切です。空手も自分の弱さを認め、苦手なところを分析し、アドバイスに耳を傾け、コツコツ努力する者が強く成長していくのです。僕も素直に医療の専門家のアドバイスは聴いて、実行していきます。
さて、免疫アップには栄養、睡眠、運動、そして笑い。
しっかり食べて、しっかり寝て、ストレスは空手で思い切り発散して、キッズ達はコロナストレスで家でお母さんを困らせないようにしましょう。
まずは免疫力を上げていかねば<`~´>キリ
運動は部屋でも可能です。コロナがおさまった頃、驚くほどムッキムキになっていたら、ストイックさを誉めて欲しいものです。
免疫アップに欠かせない笑いは「エガちゃんねる」からいただいております。
僕は浅ヤンなどでもちろん知ってはいましたが、大川興行解散の危機に800万の増資で大川興行を存続させたあたりで「男気あるな!」と気になる存在になりました。トルコ全裸事件や橋田壽賀子キス事件、タワレコ全裸ダイブなど叱られることも非常に多いが、トルコ事件のあとは贖罪のつもりでトルコ料理店に通いトルコを応援したり(笑)、震災乗り越えて時にいち早く福島に駆けつけたのは今では有名です。
濃厚な芸風と違い中身はかなりイケメン!
デビューから30年くらい経ちますが「ワンクールのレギュラーより一回の伝説」というぶれない姿勢は素晴らしい。息止め4分ごえの伝説も忘れはしません。損得なく、いつも全力で、その中に暖かい人柄が溢れている。
人をいじって笑いを取るのではなく自分の身ひとつで笑いを取るのは素晴らしい?
チャンネル登録190万人超えも納得です。僕もその一人。免疫アップの大切なツールです、
ありがとう、エガちゃん(^^)/
まだまだピンチは続きますが、我々の祖父母が経験した戦時下は、今の我慢とは比較にならない辛い状況でした。子供のころ祖父母から戦時中の話を聞いたものです。食べるものも、自由もない、命の保障などまったくない。そんな中で生き延びた祖先のおかげで我々がいるのです。
それに比べたら、今の我慢など屁のツッパリです。
今は我慢の時。
前を向いて、一つ一つの工程に集中していこうではないですか。
人間力が試される時です。皆で乗り越えていきましょう。
2020年3月号
コロナウイルスの発生で世界中が大騒ぎの1ヶ月。まだまだ続きそうですが、早く収束に向かうことを祈っています。
とにかくできることを、というわけで、手洗いうがい、消毒はマメにやっています。
過去をふりかえれば、SARSも MARSもありました。新型インフルエンザの世界的大流行も何度も発生しました。古くは歴史の教科書で見たペストの大流行もそうです。数十年おきにこのような事態は繰り返されています。
時間がたてば、特効薬ができワクチンができ、新型コロナウイルスの脅威からのがれるものの、また年月がたてば新型ウイルスがやってくる。定期的にくるものなのだから、次のウイルス襲来時には落ち着いて対処できるように勉強する機会と捉えていきたいと思います。
しかし子供達の声がしない街は淋しいものです。子供の頃読んだ「ハーメルンの笛吹」を思い出して恐さで首筋がゾクッとしました。子供達の輝く生命力を、無意識に自分のエネルギーとして頂戴していたんですね。早く元気に走り回る子供達の姿が見たいです。
東京マラソンで大迫選手が二度めの一億を獲得しました。大迫選手の会見を見て、「いいな~二億かあ?(^^♪」と思った自分を恥ずかしく思いました。報酬金で大会を開いたり、子供達の育成に向けてプロジェクトを立ち上げてるとのこと。顔も美しい、素質もあり努力も出来て結果を残し、心も素晴らしいとは…最近のスポーツ選手は本当に人間性まで整ってます。
僕が小さい頃は、プロといえば野球選手…といえば金のネックレスをジャラジャラさせ、ピカピカの時計にセカンドバッグで高級外車を乗り回し銀座で豪遊のイメージです。球団によってはパンチパーマだらけの印象(笑)
今は若くてもしっかりした自己管理ができ、礼儀正しく、さらに寄付なども積極的におこなっています。民度が上がったということなのでしょうか。
僕も一億を手にしたら、「老後のために貯金します!」と当たり前のような顔で答えるのではなく、「空手kidsのために!」と答えられるような人間に、近づけるよう、努力は試みたい、とは思っています。
いろいろと大変な時期になりましたが、今月も前を向いて進んでいきましょう!
2020年2月号
丸の内線に乗っていた時のことです。
制服を来た小学2.3年生くらいの男の子と女の子が乗ってきました。二人は僕の向かい側の席に仲良く並んで座り、男の子は手に持った子供向けの理科の本に時折目をやりながら二人で話をしていました。
「美容院行かなきゃ~これ!」
と自分の前髪を指でチョンと持ち上げながら女の子が言いました。小さくても女なんだな~と可愛らしく思っていると、男の子が言いました。
「あ~美容院か。俺も~。いつも行ってる美容院が代官山にあるんだけど…」
何?!
代官山?
小学生男子が代官山の美容院にっ?
代官山の美容院でカットした頭に赤白帽をかぶったりしているのか?
僕は今まで代官山の美容院など足を踏み入れたことがない!いやいや、今はもう必要ないのだが、必要があった昔も、代官山の美容院などは行ったことも口に出した事もない。
少年よ、オシャレすぎではないかっ!
驚くおじさんを尻目に、女の子が言いました。
「代官山なんだ~私は清澄白河」
清澄白河、オシャレで人気の街清澄白河。そうかそうか、君は清澄白河の美容院なのか。オジサンはバリカンがあればそれで大丈夫なのだよ。果たしてバリカンが通じるのか…それすら疑問です。
僕が小学生低学年の時こんな会話をした記憶がありません。育つ環境が違えば会話も違う。大人になったころ「当たり前」の概念が人それぞれ違うのも納得できます。
髪の毛といえば、温暖化でライオンのタテガミが抜け落ち、てっぺんなどソフトモヒカンのようになってしまっている写真を見ました。以前書いたことがありますが、オスライオンはフッサフサのタテガミと男らしさとその強さでハーレムを作ります。プライドという群れを作り普段はメスが捕ってきた獲物を食べ、ぐうたらしてます。
男らしさがなくなり老いてしょぼくれたりすると、あっという間にプライドを乗っ取られ、追い出された日にはまあ悲惨。獲物も捕れず、仕方なく子像を狙いに行き親像の鼻の一撃を肋にくらい、死に直結する大ダメージを受けるはめになります。温暖化でワッサワッなはずのタテガミがチョロチョロになったライオンも、プライドが作れずに苦労しているらしい。
世の男性よ、ライオンでなくて良かった!たとえタテガミが抜け落ちても自分の価値は自分次第!熱い稽古で心も身体も磨いていきましょう!
グズグズ生きるくらいなら、熱く死のう!
2020年1月号
明けましておめでとうございます。昨年は本当にたくさんの方々にお世話になりました。心より感謝しております。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2020年東京オリンピックがやってきます。
とうとう空手がオリンピック種目になりました!
空手業界が盛り上がるのは大変嬉しいことです。この日のために何年も何年もどれだけ多くの方々が尽力してきたことか。
この2020東京オリンピックも最初に石原都知事が「東京オリンピックをやろうじゃないか!」と言い出した時、反応は冷たかったと記憶しています。その当時、僕は単純に世界の一流アスリートが日本に来ることは素晴らしいことだと思いましたし、熱いスポーツの祭典を見たいと思いました。
そして何より石原都知事は
「オリンピックはね~儲かるんだよ!」と言い切っていました(笑)昭和っぽくて良い!
しかし「お金がかかりすぎる」などネガティブな意見ばかりで、「東京でオリンピックをやろう」という流れはまったくなかったので残念だなあと思っていました。
しかし、その数年後、驚くほど招致が盛り上がり、今にいたるわけです!その裏で多くの人が長い期間努力をし続けていたことに頭が下がります。と同時に、その時の風もあるんだな、と強く思わされました。
何かうまくいかなことがあっても地道に努力して待てばいつか流れがやって来る??成功者は必ず努力し続けているのです!何か壁にぶち当たっても腐らずに風向きが変わるその日までコツコツ頑張る人間でありたいと思います。
さて、去年から「空手をやっていて良かった」と強く思える年が続いています。
熱意をもって何かに打ち込んだ時代を共にした人との絆は強く、さらにその時代にキツい稽古も耐えきった自分が、大人になって頑張らねばならないときの自分を後押ししてくれます。
20年ぶりの同窓会で、見た目は完全にオヤジとオヤジなのに、話しているうちにお互い当時の少年の姿に見えてくるように、当時の先輩に会えば気が引き締まりますし、当時のパワーが蘇ります。
空手に限らず、気力体力みなぎる時に何かに全力で打ち込む経験は宝です。
宝だと思えるのは10年後か20年後もっと後なのかもわかりませんが、スポーツでも勉強でも、趣味であっても、がむしゃらに何かに打ち込む経験は、絶対未来の糧になると自信を持って言えるようになりました。
道場生にとって、それが空手であったら非常に嬉しい!
オリンピック組織委員会会長の森元首相が総理大臣室の写真にラグビーのユニフォームで写ったり、毎年年始に番組でとんねるずの石橋貴明さんが「帝京魂」を披露するように、スーツのところを道着を着てしまったり、仲間が集まって「道場魂」を叫んでほしい。
空手から卒業し大人になって空手道場を見かけた時に、「俺もかなり頑張ってたな。皆は元気かな。」と懐かしい思い出が湧き上がり、あの時のように今また頑張ろうと気合いのスイッチが入るような熱い道場生活を目指して指導者として益々努力していきたいと思います。
また大人の会員の方々は、キングカズのように、若者にはまだまだ負けない大人の背中を見せつけて行きましょう!
稽古して筋肉に語りかければ、筋肉は応えてくれます。成長ホルモンに働きかけて、艶のある輝く大人であり続けましょう!
2020年も皆様と一緒に汗と涙と笑顔に溢れ、ほとばしる気合と溢れ出る血飛沫に満ちた道場にしていきたいと思います。
今年度も何卒よろしくお願いいたします(^_-)-☆