朝霞/武蔵浦和/戸田/赤羽で空手道場を運営している道場長 岩田です。
道場長ブログをご覧下さり、ありがとうございます。
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
2021年を振り返り
昨年もコロナ禍の影響下にある大変な年でしたが、東京オリンピックが無事に終演し、空手大会も再び開催されるようになりつつあります。岩田道場としては、キックボクシングイベント、空手大会において多くの見識、手応え、収穫を得る事が出来た一年でした。中でも新人さん達が後半にかけて活躍。それぞれの可能性を拡げてくれました。
2021年4月に戸田道場で土曜日 初心者クラスを新規開講。5月には朝霞道場で日曜日クラスを新規開講。
同じく8月には武蔵浦和道場で外部有識者を招いてのフィジカルトレーニングクラス新規開講。
同じく10月より親子空手教室を新規開講。と、新たなクラス運営にも着手。
運営面においては2021年1月に道場ホームページ刷新。
【岩田道場とは?】を明快に説明するコンテンツを更新しています。
道場施設面においては長年の夢であった武蔵浦和道場へのエアコン施工を完了。三相200V・10馬力の怪物エアコンを須鎗レジェンド隆文に施工してもらいました。
レジェンド、ありがとうございました(^_-)-☆
同時に断熱材施工を実施中。
さらに武蔵浦和道場&戸田道場で電灯LED化を完了。明るく、ちらつきのない光源となりました。
備品類ではミット&ウェイトリフティング器具を刷新、合わせて備品の断捨離敢行。スペースを無駄なく、かつ清潔にするよう心掛け備品類配置を致しました。
未だコロナ禍の影響引きずる2022年となりそうですが、本年も出来る事を愚直にコツコツ頑張っていきたいと思います。
2022年に際し
年末年始は全道場を感謝の意を込めて、せっせと大掃除を敢行。
「変わってないじゃん」と思った空手キッズ達、外見だけで惑わされてはならないのです、人も物事も!
見えない物事の真意を五感で見抜く力を養って欲しい。さあ去年との違いを探してみてくれたまえ!
年明けは駅伝に涙しました。青学のぶっちぎりの強さにも驚きましたが、それ以外にたくさんのドラマがあり、そこに感動しました。
その中でも一番感動したのは一区で区間新を出した中央大学の吉居君です。というのも高校生の時から、オリンピックで日本人初の入賞を果たした順天堂大学の三浦龍司君と共に吉居大和君の名前は素晴らしい選手として知ってはいました。しかし僕が見る吉居君の映像は、思い通りのレースにならず悔しさを滲ませることが多く、それでもインタビューでは悔しさを圧し殺しながら冷静に穏やかにレースを振り返り、次を見据えて前向きに答えている姿が強く印象に残っていて、非常に気になる選手でした。
「月夜の小波の海」みたいな人だなーと勝手に思っていました。
イメージとしては、YouTubeなどでよくある「三分で深い眠りに落ちる」というような癒しの曲の映像を思い浮かべていただければ、それが僕の吉居君に感じる空気感ですが、その裏に癒しとは裏腹の強い闘志と信念が見えて、僕の周りには存在しないその雰囲気が好きで応援していたので、去年の箱根駅伝では実力が出せず涙する吉居君を見て、僕も心で泣きました。それが今年は、あの活躍!
たくさん悔しさを味わってそれでも努力し続けた者にだけ、それが報われる時が必ず来るのだ!と信じさせてくれる力をもらいました。
もう一名あげるとすれば、飯能にある「駿河台大学」の箱根駅伝初出場です。徳本監督に関して「あの金髪の足の早い法政の人?」と20年前の記憶が残っていました。箱根を目指して10年、10年かけて掴んだ夢の舞台。さらに教師を休職して心理学を学びながら箱根駅伝を目指す31歳中学教師の今井さん、そして今井さんが襷を繋ぐのは自分の教え子!これだけでもドラマがあります。予選会でチーム内10位の今井さんが当日まで故障なくエントリーされることを心から祈っていました。立派に襷を繋ぎ感動。
勝つことだけが感動ではない、努力が報われたことに喜びがあります。
それにしても反面悔しいくらいに羨ましい。格闘技も世界を見据えて毎日努力し続けている高校生大学生はいます。そしてそれぞれにドラマがあります。駅伝のように「空手春夏秋冬」とか、「帯にかける物語」とか、新年の2日3日と二日間に渡り「サッポロ新春スペシャル第98回空手大会」として日本をあげてのイベントとして視聴率27%を叩き出すスポーツにならないかなあ。と念じております。
まあどんな競技でもスポーツは良いものです。身体も強くなりますが何より心が強くなります。「必死に頑張る」ということができない人間はなにもなし得ません。失敗してもまた立ち上がる強い心は、泣いて頑張って少し前進、また泣いて頑張って少し前進、の繰り返しで作り上げられます。若い頃からのその積み重ねが、大人になったときに絶対に財産となります。
今年もまた熱く熱く稽古に打ち込んでいきます。
本年一年、良い年にしていきましょう。
熱く活動して参りましょう、押忍!