朝霞/武蔵浦和/戸田/赤羽で空手道場を運営している道場長 岩田です。
道場長ブログをご覧下さり、ありがとうございます。
今回のブログ結論は道場を好きになってもらい、道場に来るのが好きになってもらう事が大切だね!って話です。
道場って何よ?
最近、闇バイトでの強盗事件のニュースが相次ぎ、若者が犯罪に走るケースをよく耳にします。 よい歳したオジサンオバサンが受け子やっている事案も多くありま すが(◎_◎;)
小人閑居して不善をなす
古文の一節が思い出されます。その意味でも失業率の推移は大切です。
そういったニュースを見た後で、 保育園児が先生や友達同士で手をつなぎ、 散歩をしている姿をみると、「犯罪に走ってしまった子も、 無垢で、無限の可能性が広がる時期があっただろうに、どこで違ってしまうのか」と考えてしまいます。
僕自身、学生時代をふり返りますと、脇道にそれた経験もあり、 偉そうに言えたものでもない(-_-;)
外れた時期でも、空手道場には通っていましたので、 道場が好きだったのでしょう。 お陰様で何とか真っ当に生きています。 僕の人生の現時点で総括すると
空手に生き、空手に助けられた人生
と言えます。
「論理性」×「社会性」
子供達に「社会的思考力」 が必要だと提唱される時代になっています。
「社会的思考力」とは「論理性」×「社会性」のことです。
俯瞰的に物事を見て、先の見通しを立てて物事を考え、 順序だててストーリーを展開させ、 データと主張をつなぐ客観的な論拠を提示して論理的に主張する中 でも、その状況だけでなく人間の心情を含めた情況を考えながら、 自他の置かれた情況を振り返り、 調整したり建設的方法を模索する力ということなのですが、 こうして言葉にすると難しいのですね(・・;)
①俯瞰的視座
②仮説思考展開とデータ論拠の整合性
③自説の論理展開
④個人の心情倫理感を踏まえ、建設的な方法を模索する
となります。①→②と順序立てしながら論理展開を行う能力です。
思考の出発点は
上記論理展開の出発点は「思いやり」とか「自主自立」とか「 責任感」とか「道德感」とか、 幼い頃から身につけたい基本的な倫理感覚だと思います。
道を外れてしまう子供達に、良い友人がいたり、 頼れる大人がいたり、夢中になっているものがあったり、 将来の目標があったり、 何か少し環境が違えばそうならなかったはずです。
子供達が加害者にも被害者にもならないように、 道場でも子供達の心の育成に努めていかねばと改めて思わされてい ます。
ならぬものはならぬ
会津日新館 什の掟は末文でそう締めくくります。
人を殺して良いのかね?
人を騙して良いのかね?
人から奪って良いのかね?
ダメでしょ!当たり前でしょ!
幼少期に直接的ではないにせよ、倫理観を身に付けさせる必要があります。
また社会には倫理観なく、 罪を重ねても平然としている人間も多く存在します。 それらに対し、 毅然と対応しえる度量を身に付けさせる必要もあります。
人はともすると易きに流されます。自分を支えられる、自主自立せんとする心の強さを身につけて欲しい。
道場って何?
空手キッズから稀に質問を受けます。
キッズ「空手道場って何をする所なの?」
岩「心身鍛錬場です」
キッズ「・・・・・・ふ〜ん(・・;)」
まぁ、伝わりませんね(笑)
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この記事をお読みになり、岩田道場に興味をお持ちになられる方がいらっしゃいましたら是非とも我が道場へ見学・体験にお越しください。
メリハリあるクラス運営、横軸(同学年)と縦軸(異学年)が不思議と交錯する雰囲気に驚かれるかもしれません。
岩田道場が皆さまの人生に取り、少しでもプラススパイラルをもたらす事が出来れば、この上ない喜びです。
長文お読みいただきありがとうございました、押忍