子供に集中力を付けさせたい。これは保護者の皆さんから要望される入会動機ベスト5です。
では空手稽古で集中力を果たして身に付ける事は出来るのか?
結論から申しますと、【可能】です。
朝霞/武蔵浦和/戸田/赤羽で空手道場を運営している道場長 岩田です。
道場長ブログをご覧下さり、ありがとうございます。
2月13日、武蔵浦和道場での少年少女クラス。
【集中】という事について、いつもに増して、「増し増し」で伝達してから正座に入りました。
伝えた事柄は単純、真っ直ぐ前を見る。
1列目の人は前方を真っ直ぐに捉える。
2列目以降の人は先輩の後頭部から目を離さない。
これだけです。
メンタルトレーニング的に申せば、目の焦点(フォーカルポイント)を決めるという事です。
ポーっとしてしまう子の特徴に、「キョロキョロ」が挙げられます。落ち着かない、集中していないとされる態度ナンバーワンです。
「集中しろ!」と言葉にするのは非常に簡単ですが、ではどのように行動すれば集中できる、出来るようになるのかを子供に教えるのは難しいと思います。
おそらく各ご家庭で悩む事項ランキング上位に入るのではないでしょうか。
この【集中】というを言葉の意味を考えると、
①集めること→能動的
➁集まること→受動的
能動的に行えるのは「集めること」、散乱している物を一か所に集める、そのようなイメージでよろしいと思います。
態度で挙げるならば、目の焦点を決めるという事に、技術的には狙いを定めて正確に打つという事になります。
以前、道場長ブログで「稽古の成果」について述べましたが、【集中】は【時間】との相関係数。
ある一定時間、例えば10秒だけなら集中する事は比較的簡単、我慢すれば良いだけです。そもそも我慢している状態を「集中している」と言えるのかは別段に。
道場での稽古は、1時間~2時間程度の時間割りで行われるので、集中とは別に時間という因子も加わり、問題をより難しくさせます。
しかも相手は基本、自由人な子供達(‘◇’)ゞ
2月~3月末までにかけて、【集中】という行為、それを使用した稽古の仕方を、子供達に伝わる表現で明確に分解し、伝えていきたいと思います。
楽しい雰囲気ながらもメリハリをつけ、締めるべき所はビシっと、緩める所はゆるーく、その中で成果を出し続ける。考えたら非常に難儀な仕事です(;^_^A
明日もまた、【集中】という事について伝達していきたいと思います。
*武蔵浦和道場で、誰も気付かないであろう部分をキレイにしました! 完全に自己満足です(^^)/